大引けの日経平均は20,555.29円の195.59円高、TOPIXは1,542.72ポイントの12.99ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,479、値下がり銘柄数は577。出来高は13億4,582万株、売買代金は2兆4,613億円。
米国株続落を受けて日経平均は反落して始まったが、すぐに切り返し、中国国家発展改革委員会の経済政策に関する声明を受けて、上昇した。
中国関連のファナック(6954)やコマツ(6301)、安川電機(6506)が高く、日立(6501)は英国原発事業中断に加えて、台湾で鉄道車両を受注したため大幅続伸となった。
オリンパス(7733)は現在、5分野で展開する医療事業を内視鏡事業と治療機器事業の2分野に再編することで、効率化と収益力向上が期待され、ストップ高となった。
任天堂(7974)は米バロンズ誌が米アップルは任天堂を買うべきという記事を掲載したため人気を集めた。
その他、ベイカンレント(6532)とトレジャーファクトリー(3093)は自社株買いを発表したため急騰した。
反面、ファーストリテイリング(9983)は反落し、電力株や医薬品株、食品株といったディフェンシブセクターは安い。
業種別上昇率上位は精密、機械、電機、その他製品、石油で、下落率上位は電力ガス、陸運、食品、医薬品、小売。