サンケイリアルエステート投資法人(2972)が3月12日、東証REIT(不動産投信)市場に新規上場(IPO)する。都心に所在するオフィスビル中心に投資する。サンケイビルがスポンサー。資産運用会社はサンケイビル・アセットマネジメント。
サンケイビルを中心としたサンケイビルグループは、メディア事業を展開するフジ・メディア・ホールディングス(4676)の「都市・観光」事業を担う中核会社。ハイグレードミッドサイズオフィスビル「S―GATE」シリーズや、価値体験型ホテル「インターゲートホテルズ」シリーズなどの不動産開発を積極的に推進している。2018年10月末時点で、オフィスビルの累計開発延床面積は62万7119平方メートルに達したほか、住宅91棟、ヘルスケア施設8棟、ホテル15棟を開発している
フジ・メディアHDの「都市開発・観光」事業が連結営業利益における割合は約53%(18年3月期)を占めている。18年5月に公表した中期経営計画において、「メディア事業」とともに「都市開発・観光」事業をグループ事業の2本柱の1つと位置付け、戦略投資の拡大を掲げている。
サンケイビルグループは、主にオフィスビル・ホテル・マンション・ヘルスケア施設・ホステル・商業施設などの不動産の開発事業、賃貸事業、分譲(マンション)事業およびこれらの運営管理事業、収益不動産への投資事業を行っており、関与するアセットタイプは多岐にわたる。これらの不動産には本投資法人の投資対象も含まれている。
本投資法人は「オフィスビル」の投資割合を80%程度とし、それ以外でポートフォリオ収益の安定性に資する「サブアセット」に20%程度投資する方針。また、投資エリアの割合は、東京圏、大阪市、名古屋市が70%以上、政令指定都市、中核市および地方主要都市を30%以下としている。
分配金支払投資主確定日は8月末日および2月末日。
[本紙2月15日付2面]
サンケイビルを中心としたサンケイビルグループは、メディア事業を展開するフジ・メディア・ホールディングス(4676)の「都市・観光」事業を担う中核会社。ハイグレードミッドサイズオフィスビル「S―GATE」シリーズや、価値体験型ホテル「インターゲートホテルズ」シリーズなどの不動産開発を積極的に推進している。2018年10月末時点で、オフィスビルの累計開発延床面積は62万7119平方メートルに達したほか、住宅91棟、ヘルスケア施設8棟、ホテル15棟を開発している
フジ・メディアHDの「都市開発・観光」事業が連結営業利益における割合は約53%(18年3月期)を占めている。18年5月に公表した中期経営計画において、「メディア事業」とともに「都市開発・観光」事業をグループ事業の2本柱の1つと位置付け、戦略投資の拡大を掲げている。
サンケイビルグループは、主にオフィスビル・ホテル・マンション・ヘルスケア施設・ホステル・商業施設などの不動産の開発事業、賃貸事業、分譲(マンション)事業およびこれらの運営管理事業、収益不動産への投資事業を行っており、関与するアセットタイプは多岐にわたる。これらの不動産には本投資法人の投資対象も含まれている。
本投資法人は「オフィスビル」の投資割合を80%程度とし、それ以外でポートフォリオ収益の安定性に資する「サブアセット」に20%程度投資する方針。また、投資エリアの割合は、東京圏、大阪市、名古屋市が70%以上、政令指定都市、中核市および地方主要都市を30%以下としている。
分配金支払投資主確定日は8月末日および2月末日。
本社 | 東京都千代田区大手町1-7-2 |
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代表者 | 太田裕一執行役員 |
設立 | 2018年11月 |
資産運用会社 | サンケイビル・アセットマネジメント |
発行済投資口数 | 22万8238口(上場時) |
公募口数 | 22万7238口 |
売り出し口数 | 1万1362口(オーバーアロットメントによる売り出し) |
ブックビル仮条件 | 2月22日に決定 |
ブックビル期間 | 2月25日~3月4日 |
引受証券 | 大和(主幹事)、みずほ、野村、SMBC日興、三菱UFJモルガン・スタンレー |
[本紙2月15日付2面]