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速報・市況速報・市況2019年2月15日

☆[概況/前引け] 安値圏低迷。食品や非鉄、サービスが安い

前引けの日経平均は20,886.27円の253.44円安、TOPIXは1,575.16ポイントの14.65ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は476、値下がり銘柄数は1,582。出来高は6億7,383万株、売買代金は1兆1,123億円。
トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設費を確保するため、非常事態を宣言すると報じられ、日経平均は下落。
ファーストリテイリング(9983)ソフトバンクグループ(9984)が売られ、三菱UFJFG(8306)第一生命(8750)野村HD(8604)といった金融セクターが軟調だった。また、山崎パン(2212)キリン(2503)など食品株の下げも目立った。
その他、住友鉱山(5713)を始めとした非鉄株が安く、クボタ(6326)JUKI(6440)などの機械株も下落した。
昭和電工(4004)は今期の業績予想がアナリスト予想を下回ったことが失望された。
一方、スルガ銀行(8358)は、JPモルガンが預金流出の落ち着きを指摘し、投資判断を「Overweight」に引き上げたことで高い。
出光興産(5019)は業績予想を下方修正したが、悪材料出尽くしと受けとめられ上昇した。
エムアップ(3661)は9カ月間の営業利益が、年間営業利益計画を超過したためストップ高となった。
業種別下落率上位は食品、非鉄、サービス、保険、証券で、上昇は石油、電力ガス、鉱業。

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