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速報・市況速報・市況2019年2月21日

☆[概況/大引け] 大引けにかけて上げ幅縮小

大引けの日経平均は22,464.23円の32.74円高、TOPIXは1,613.50ポイントの0.03ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,029、値下がり銘柄数は1,000。出来高は12億320万株、売買代金は2兆2,414億円。
前場はさえなかったが、米中貿易交渉で技術移転や知的財産権など6つ分野で覚書が準備されているとロイターが報じたため、合意に向かって協議が進むと期待され、後場は上昇に転じた。
ただ、大引けにかけて上げ幅を縮めた。
米国でキャタピラーが買われた流れを引き継ぎ、コマツ(6301)安川電機(6506)などの中国関連は朝方から買われ、三菱重工(7011)も堅調となった。
日本郵船(9101)など海運株も上昇し、三菱倉庫(9301)など倉庫運輸株も高い。
楽天(4755)は出資先の米配車サービス大手のリフトが3月末頃をめどにナスダック市場への上場を計画しているとウォール・ストリート・ジャーナルで報じられ、含み益拡大期待で買われた。
反面、ソフトバンクグループ(9984)は反落した。
昨日のNY原油先物は6日続伸だったが、JXTG(5020)コスモエネルギー(5021)などの石油株は売られた。
業種別上昇率上位は海運、倉庫運輸、紙パルプ、非鉄、その他製品で、下落率上位は石油、ノンバンク、金属、情報通信、空運。

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