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速報・市況速報・市況2019年3月20日

☆[概況/大引け] FOMCを控え小動き 米グーグルのゲーム参入計画で任天堂とソニー下落

大引けの日経平均は21,608.92円の42.07円高、TOPIXは1,614.39ポイントの4.16ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,317、値下がり銘柄数は676。出来高は11億4,516万株、売買代金は2兆863億円。
今晩のFOMCを控え、様子見姿勢となり、日経平均は小動きとなった。
キーエンス(6861)が買われ、楽天(4755)は英語社内公用語に続き、社員にプログラミング能力を求めていると報じられ上昇した。
三菱製紙(3864)などの紙パルプ株や、神戸物産(3038)三井物産(8031)といった卸売も高い。
三井金属(5706)は非鉄・電線セクター内で5Gの恩恵を最も享受できる銘柄と、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が評価し、投資判断を「Overweight」に引き上げたことで、注目された。
半面、米グーグルがクラウド技術を活用したゲーム配信サービスを年内に北米や欧州で始めると発表したため、ユーザーを奪われるという警戒から任天堂(7974)ソニー(6758)が安い。
JR九州(9142)は中期経営計画を発表したが、減価償却費の増加などによる目標営業利益の減益が失望された。
その他、NTTドコモ(9437)を始めとした携帯各社や野村HD(8604)などの証券株も下落した。
業種別上昇率上位は紙パルプ、金属、卸売、非鉄、食品で、下落率上位は証券、その他製品、鉱業、情報通信、小売。

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