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速報・市況速報・市況2019年3月27日

☆[概況/前引け] 幅広い業種が下落

前引けの日経平均は21,297.73円の130.66円安、TOPIXは1,602.29ポイントの15.65ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は581、値下がり銘柄数は1,492。出来高は6億2,491万株、売買代金は1兆820億円。
日経平均の配当落ちの推計172円の影響を受け下落し、期末を控えて、買いが入りにくい様子で幅広い業種が値下がりとなった。
トヨタ(7203)や日産(7201)、エーザイ(4523)が安く、三井住友FG(8316)やクレディセゾン(8253)、松井証券(8628)など金融セクターの下げが目立ち、三菱商事(8058)や伊藤忠(8001)といった商社株も軟調だった。鉄鋼株や非鉄株も調整した。
アルコニックス(3036)は業績予想を下方修正したことで急落した。
こうした中、キーエンス(6861)は堅調で、サニーサイドアップ(2180)などのサービス株も上昇した。
働き方改革に取り組んでいるサイボウズ(4776)が買われ、黒鉛電極関連の東海カーボン(5301)が高い。
業種別下落率上位は石油、ノンバンク、電力ガス、銀行、卸売で、上昇はサービス、医薬品、精密。

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