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速報・市況速報・市況2019年4月3日

☆[概況/前引け] 米中閣僚級協議で合意に近づいているとの観測報道で上昇

前引けの日経平均は21,669.78円の164.47円高、TOPIXは1,618.70ポイントの7.01ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,231、値下がり銘柄数は826。出来高は6億1,496万株、売買代金は1兆1,031億円。
英フィナンシャル・タイムズが本日からワシントンで開かれる米中閣僚級協議で両国の合意が近づいていると報じたことが注目され、日経平均は一時21,700円に接近した。
ファーストリテイリング(9983)は月次売上高の伸びに加えて、初任給を2割引き上げると報じられたため、グローバル展開を担う若手社員の確保が進むと期待され高い。
米中貿易協議の合意期待でファナック(6954)や安川電機(6506)、ツガミ(6101)、JUKI(6440)などの設備投資関連が買われ、川崎汽船(9107)などの海運株も高い。
加えて、東京エレクトロン(8035)など半導体関連が続伸となっている。
一方、ZOZO(3092)は3日続落となり、第一三共(4568)は続落となり、雪印メグミルク(2270)やニチレイ(2871)などの食品株が安い。
業種別上昇率上位は海運、非鉄、証券、電機、保険で、下落率上位は水産農林、食品、医薬品、陸運、石油。

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