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速報・市況速報・市況2019年4月8日

☆[概況/前引け] 200日移動平均線を突破できず小反落

前引けの日経平均は21,789.34円の18.16円安、TOPIXは1,620.25ポイントの5.50ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は702、値下がり銘柄数は1,331。出来高は5億4,067万株、売買代金は9,041億円。
日経平均は寄り付きが高値(21,900円、93円高)となり、伸び悩み、小反落となった。
200日移動平均線(21,911円)を上回ることが出来なかったことが手仕舞い売りを誘発した。
東京エレクトロン(8035)は利食い売りで6日振りに反落し、ツガミ(6101)などの機械株も安い。
その他、長期金利低下を受けて、千葉銀行(8331)などの銀行株が軟調。
また、川崎汽船(9107)が反落し、東邦亜鉛(5707)や住友鉱山(5713)などの非鉄株と武蔵精密(7220)やデンソー(6902)といった自動車関連株も売られた。
一方、総務省が10日に5G周波数の割り当てを行うため、楽天(4755)は高い。
村田製作所(6981)も堅調。
その他、米国雇用統計の回復とリビアの政情不安で、先週末のNY原油先物が5カ月振りの高値となったため、出光興産(5019)や国際帝石(1605)が買われた。
金利低下が支えとなり、三井不動産(8801)など不動産株が上昇した。
オンワード(8016)は自社株買い発表で高い。
業種別下落率上位は保険、銀行、海運、非鉄、機械で、上昇率上位は鉱業、石油、不動産、電力ガス、食品。

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