TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 1月17日の外国為替相場では、ドル・円が下落。バーナンキFRB議長の議会証言を受けた米景気刺激策への期待を背景に、ニューヨーク時間序盤にドル・円は107円60銭手前まで反発。しかしながら、メリルリンチのサブプライムモーゲージ投資関連での第4四半期損失額がアナリスト予想の倍を上回ったことや、1991年5月来の低水準へと落ち込んだ米・12月住宅着工件数、2001年10月来で最低水準となった米・1月フィラデルフィア連銀景況指数を受けて景気後退入りへの観測が一段と強まり、ドル・円は106円60銭前後へと下落して取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円48銭程度での推移となっている。