TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 2月29日の外国為替相場では、ドル・円が4日続落。米国の景気後退懸念を背景としたドル売り基調が支配的な中、東京時間では朝方から日経平均株価の大幅安に伴い、ドル・円も下落基調で推移。その後104円台前半で一旦は小康状態となるも、この日発表された米2月シカゴ購買部協会景気指数が市場予想よりも悪化した他、米国株も大幅に下落したことからドル売りに拍車がかかり、ドル・円はおよそ3年ぶりの103円台まで下げ幅を拡大して取引を終えた。またクロス円に関しても軒並み大きく値を崩し、円全面高となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円33銭程度での推移となっている。