TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 3月11日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。東京時間の午後からドル買い優勢となった中、欧米5カ国の中央銀行が協調措置として短期金融市場に資金供給を拡大すると発表したことで米国の追加利下げ観測が後退し、ニューヨーク時間序盤にドル・円は103円台へと急伸。またこの日発表された米・1月貿易収支の赤字幅が事前予想よりも縮小したこともドル買いの支援材料となって103円60銭付近まで上昇した。その後に一旦は102円70銭台へと弱含んだものの、引けにかけては持ち直して高値圏の103円40銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=103円40銭程度での推移となっている。