TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 3月12日の外国為替相場では、ドル・円が急反落。ロンドン時間序盤に発表された1月ユーロ圏工業生産指数が市場予想を上回ったのを契機にユーロが対ドルで急伸し、これに伴いドルは対円でも売られ、102円50銭付近まで下落。その後、米国株が続伸して始まったのを受けて一旦は反発したものの、米投資会社が経営危機に直面しているとの報道で信用不安が再燃し、リスク回避の動きが強まる。ドル・円はニューヨーク時間の引けにかけて徐々に下げ幅を拡大し、結局は前日の上昇分を打ち消す形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=101円49銭程度での推移となっている。