TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 4月8日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。欧州株が寄り付きから冴えない展開となったことに伴い、ロンドン時間の序盤にドル・円は101円75銭付近まで下落。しかし、その後にドルの買い戻しが優勢となり、NYダウ平均株価が下げ幅を縮小したことも背景となってドル・円は102円68銭まで上昇。この日公開されたFOMC議事録は米経済のマイナス成長や景気後退を示唆する内容であったために、ニューヨーク時間終盤に一旦は102円20銭台へと弱含んだものの、引けにかけては再びドル買いとなって102円65銭前後の高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=102円74銭程度での推移となっている。