TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 6月16日の外国為替相場では、ロンドン時間ではドル・円が一時108円50銭まで買いが加速する場面が見られたが、その後は利益確定売りに押され108円20銭台まで上げ幅を縮小。その後米6月のNY連銀製造業指数が市場予想を下回る軟調な結果となった他、ユーロ圏のCPI上昇を受けたECBによるインフレ抑制発言がドルの圧迫要因となり、ドル・円も107円90銭まで下落。米国株の下げ渋りや同債券の利回りの上昇を受けやや買戻しも入ったが、ダウ平均がマイナス圏で上値の重たい様相を示したことから再び売りが優勢となり、結局108円10銭台で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=108円18銭程度での推移。