キャンバスは抗癌剤に特化した創薬ベンチャー企業です。⼩規模企業ながら、基礎研究から早期臨床開発に至る「創薬」領域に幅広い強みを有しています。自社創出の抗癌剤候補化合物CBP501は、免疫チェックポイント抗体ニボルマブ(オプジーボ)との併用で効果を増強する可能性が⾒出されました。現在は⽶国で臨床試験(フェーズ1b試験)を進めており、試験前半で得られた好感触を踏まえ、現在は膵臓癌・直腸⼤腸癌に絞った後半(拡⼤相)試験を実施しています。

当社は2010年12月6日に徳島で創業し、患者に優しい抗がん剤をモジュール創薬で世界に向けて開発しています。2018年10月12日に東証マザーズに上場、創業から僅か8年余りで6つの開発パイプラインを保有し、そのうち４つを日米で臨床試験を進めています。高齢化によるがん患者の増加と高額な新規抗がん剤の登場は、医療財政に大きな負担となっています。このような現状を解決すべく、身内のがん患者にも勧められる抗がん剤開発を進めて参ります。

独自技術であるADLib🄬システムの他、複数の抗体作製技術に加え、タンパク質調整機能や抗体エンジニアリング技術を駆使して最適な抗体を創出し、アンメットニーズの高い疾患に対する抗体医薬品の研究開発に取り組むバイオベンチャーです。当社の技術群を駆使して新規パイプラインの創出・導出を進めるとともに、同技術を製薬企業等への研究支援業務にも展開し安定的な収益の獲得を行っています。アンメットニーズに対する開発候補品を継続的に創出し、まだ見ぬ治療薬を待つ患者さんへ貢献してまいります。

日本発のテクノロジーによる、患者さんのQOL(生活の質)向上を⽬指した新しい医薬品を開発する技術基盤型の創薬ベンチャーです。がん組織をピンポイントで攻撃するナノサイズの特殊なカプセルにより、正常な細胞への攻撃を抑制し副作用を軽減します。現在、複数のパイプラインで、第3相試験を含め、ヒトでの臨床試験が進捗しています。また、化粧品メーカーのアルビオンと同技術を用いて共同開発した美容液「エクラフチュールd」など販売中。さらに、頭⽪の健康を考えた育⽑製品「Depth」シリーズも販売しており、技術の適応領域拡大も進めています。