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オプトラン(6235)が12月20日、東証1部に新規上場する。
同社は光学薄膜を成膜する装置の製造販売が主力。光学薄膜とは、レンズなどの各種光学部品の表面にコーティングを施し、コーティングの材料により異なる機能(例えば、反射防止、赤外線カットなど)を持たせることをいう。具体的には、デジタルカメラやプロジェクターなどの一般光学部品、スマートフォンやタブレットなどのタッチパネル、LED(発光ダイオード)照明、車載カメラ、人体・生物認証センサー、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)、半導体製造装置などに用いられている。
光学薄膜装置市場は、デジタル家電メーカーの設備投資動向の影響を受け、近年は最終製品の技術の高度化に伴って需要が拡大している。2017年12月期売り上げ構成は、スマートフォンが6割、カメラレンズ関連が2割、その他が2割となる見通し。
生産は主に中国と台湾の子会社が行っている。近年、顧客の光学部品メーカーや最終製品メーカーの多くが製造拠点を中国に集中していることに伴い、地域別では売り上げの81%を中国が占める(2016年12月期実績)。主要顧客は米アップル(売り上げ構成比12.0%)、浙江水晶光電科技(同11.7%)。
[本紙11月24日付2面]
オプトラン(6235)が12月20日、東証1部に新規上場する。
同社は光学薄膜を成膜する装置の製造販売が主力。光学薄膜とは、レンズなどの各種光学部品の表面にコーティングを施し、コーティングの材料により異なる機能(例えば、反射防止、赤外線カットなど)を持たせることをいう。具体的には、デジタルカメラやプロジェクターなどの一般光学部品、スマートフォンやタブレットなどのタッチパネル、LED(発光ダイオード)照明、車載カメラ、人体・生物認証センサー、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)、半導体製造装置などに用いられている。
光学薄膜装置市場は、デジタル家電メーカーの設備投資動向の影響を受け、近年は最終製品の技術の高度化に伴って需要が拡大している。2017年12月期売り上げ構成は、スマートフォンが6割、カメラレンズ関連が2割、その他が2割となる見通し。
生産は主に中国と台湾の子会社が行っている。近年、顧客の光学部品メーカーや最終製品メーカーの多くが製造拠点を中国に集中していることに伴い、地域別では売り上げの81%を中国が占める(2016年12月期実績)。主要顧客は米アップル(売り上げ構成比12.0%)、浙江水晶光電科技(同11.7%)。
事業内容 | 光学部品など表面に各種機能膜を成膜(コーティング)する光学薄膜装置の製造・販売 |
---|---|
本社 | 埼玉県川越市竹野10―1 |
代表者 | 林為平 |
設立 | 1999年8月 |
上場前資本金 | 4億円 |
発行済株式数(上場時) | 44,358,000株(上場時) |
筆頭株主 | オプトラン(上場前18.26%) |
公募株式数 | 自己株式処分4,200,000万株 |
売出株式数 | 3,000,000株(オーバーアロットメント1,080,000株) |
初値 | 2,436円(66.8%高) |
公開価格 | 1,460円(12月12日) |
ブックビル仮条件 | 1,420円~1,460円(12月1日) |
ブックビル期間 | 12月5日~12月11日 |
引受証券 | 大和(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、みずほ、野村、むさし、岡三、SBI |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
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2015/12 | 15,278百万円 | 2,189百万円 | 41.68円 | 6.67円 |
2016/12 | 14,903百万円 | 2,030百万円 | 41.16円 | 9.33円 |
2017/12(予想) | 33,454百万円 | 6,174百万円 | 132.30円 | 33.00円 |
[本紙11月24日付2面]