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シーアールイー(3458)が4月21日、東証2部市場に新規上場する。
同社の沿革としては、2009年に物流システムの開発および販売を目的に創業。その後、10年に株式会社コマーシャル・アールイーのマスターリース事業および賃貸管理事業を譲り受け、不動産管理事業を開始している。14年には投資家から受託を受け、不動産ファンドの運営・運用・管理を行う、アセット、マネジメント事業にも進出している。
事業内容は事業系不動産を中心とした賃貸、管理、開発およびアセットマネジメントを行っている。グループ内で開発から運用、運営、管理を一貫して行うことで、不動産販売収入、アセットマネジメントフィー、プロパティマネジメント受託収入を安定的に確保できる体制を構築している。
①マスターリース業務では、事業系土地付き建物である物流施設を中心に一括借り上げ運営・管理を行い、不動産オーナーに賃料を保証し借り上げた後、その物件を転貸することでテナントから受け取る賃料を収益に計上する。同社が運営・管理しているマスターリース物件総面積の約81%を物流施設が占めており、その90%以上が賃料定額型となっている。
主要営業エリアは首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)であり、運営・管理する物流施設のうち、90%以上が当該エリアに所在している。
②プロパティマネジメント業務は、不動産オーナーやファンドなどから受託して、不動産の管理業務を行うこと。具体的には物流施設や商業施設の賃貸管理を受託し、テナント誘致、賃貸借契約代行、トラブル対処などのテナント窓口業務などを行う。また、空き物件にテナント誘致を行うリーシングとも密接に関係している。
前7月期の売上高(約220億円)の内訳としては、マスターリース業務、プロパティマネジメント業務などでの「不動産管理事業」が約155億円(全体の70%)を占め、「物流投資事業」が約66億円(同30%)。これに今期からは「アセットマネジメント事業」が加わることになる。
なお、今回の増資による手取り資金については、全額を物流投資事業において開発する施設施設の建設費用に充当する予定。また、株主への利益配分としては、投資状況、投資計画を考慮した上で、利益還元に積極的に取り組むとしている。(S)
[本紙4月7日付2面]
シーアールイー(3458)が4月21日、東証2部市場に新規上場する。
同社の沿革としては、2009年に物流システムの開発および販売を目的に創業。その後、10年に株式会社コマーシャル・アールイーのマスターリース事業および賃貸管理事業を譲り受け、不動産管理事業を開始している。14年には投資家から受託を受け、不動産ファンドの運営・運用・管理を行う、アセット、マネジメント事業にも進出している。
事業内容は事業系不動産を中心とした賃貸、管理、開発およびアセットマネジメントを行っている。グループ内で開発から運用、運営、管理を一貫して行うことで、不動産販売収入、アセットマネジメントフィー、プロパティマネジメント受託収入を安定的に確保できる体制を構築している。
①マスターリース業務では、事業系土地付き建物である物流施設を中心に一括借り上げ運営・管理を行い、不動産オーナーに賃料を保証し借り上げた後、その物件を転貸することでテナントから受け取る賃料を収益に計上する。同社が運営・管理しているマスターリース物件総面積の約81%を物流施設が占めており、その90%以上が賃料定額型となっている。
主要営業エリアは首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)であり、運営・管理する物流施設のうち、90%以上が当該エリアに所在している。
②プロパティマネジメント業務は、不動産オーナーやファンドなどから受託して、不動産の管理業務を行うこと。具体的には物流施設や商業施設の賃貸管理を受託し、テナント誘致、賃貸借契約代行、トラブル対処などのテナント窓口業務などを行う。また、空き物件にテナント誘致を行うリーシングとも密接に関係している。
前7月期の売上高(約220億円)の内訳としては、マスターリース業務、プロパティマネジメント業務などでの「不動産管理事業」が約155億円(全体の70%)を占め、「物流投資事業」が約66億円(同30%)。これに今期からは「アセットマネジメント事業」が加わることになる。
なお、今回の増資による手取り資金については、全額を物流投資事業において開発する施設施設の建設費用に充当する予定。また、株主への利益配分としては、投資状況、投資計画を考慮した上で、利益還元に積極的に取り組むとしている。(S)
事業内容 | 物流施設を中心とした事業用不動産の総合サービス |
---|---|
本社 | 東京都港区虎ノ門 2-10-1 |
代表者 | 山下修平 |
設立 | 2009年12月 |
上場前資本金 | 4,000万円 |
発行済株式数(上場時) | 567万7,300株(上場時) |
筆頭株主 | 京橋興産(上場前 73.39%) |
公募株式数 | 852,300株 |
売出株式数 | 605,600株(オーバアロットメント 218,600株) |
初値 | 3,355円(7.3%安) |
公開価格 | 3,620円(4/13) |
ブックビル仮条件 | 3,450~3,620円 (4/3) |
ブックビル期間 | 4月6日~4月10日 |
引受証券 | SMBC日興(主幹事)、野村、三菱UFJMS、みずほ、極東、SMBCフレンド、SBI、マネックス |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2013/7 | 15,946百万円 | 641百万円 | 79円 | -円 |
2014/7 | 22,089百万円 | 2,353百万円 | 322円 | -円 |
2015/7(予想) | 24,978百万円 | 1,919百万円 | 244円 | 10円 |
[本紙4月7日付2面]