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あんしん保証(7183)が11月19日、東証マザーズに新規上場する。
不動産の賃貸借における家賃債務の人的保証、すなわち、連帯保証人制度を法人として引き受ける「家賃債務の保証事業」が主力。身内を連帯保証人とするなどして起こる賃借人と賃貸人との不和の原因を取り除くことで、不動産賃貸業界の活性化の一助となることを目指す。
創業翌年の2003年に、現在はアイフル(8515)の連結子会社であるライフカードと業務提携。「事前立替型」保証商品の提供を開始した。ちなみに業界の主流は、家賃の滞納が発生した場合に初めて代位弁済を行う「滞納報告型」保証商品。この弱点である未回収リスクを排除した点が「事前立替型」の大きな特徴といえる。
「ライフあんしんプラス」では、入居者(賃借人)が家賃を支払う前に、クレジットカード事業者であるライフカードが全額立て替え払いを行う。家賃の引き落し時に入居者は「家賃」と「月額保証料」をライフカードに支払い、ライフカードは「家賃」を賃貸人あるいは管理会社へ、「月額保証料」をあんしん保証へ送金する。入居者が家賃を滞納した場合には、入居者の登録口座からライフカードが引き落しを行い、4カ月目以降はあんしん保証が代位弁済を行うため、賃貸人や管理会社側の滞納リスクはゼロに。加えて収納業務もゼロ。適切な与信機能が活用されていることから入居審査も不要と、「事前立替型」は賃貸人や管理会社に対して大幅な業務軽減までもたらしている。
近年の家族関係の希薄化、高齢者や外国人などの増加を背景に、家賃保証のニーズは引き続き高まることが想定される。
[本紙10月22日付2面]
あんしん保証(7183)が11月19日、東証マザーズに新規上場する。
不動産の賃貸借における家賃債務の人的保証、すなわち、連帯保証人制度を法人として引き受ける「家賃債務の保証事業」が主力。身内を連帯保証人とするなどして起こる賃借人と賃貸人との不和の原因を取り除くことで、不動産賃貸業界の活性化の一助となることを目指す。
創業翌年の2003年に、現在はアイフル(8515)の連結子会社であるライフカードと業務提携。「事前立替型」保証商品の提供を開始した。ちなみに業界の主流は、家賃の滞納が発生した場合に初めて代位弁済を行う「滞納報告型」保証商品。この弱点である未回収リスクを排除した点が「事前立替型」の大きな特徴といえる。
「ライフあんしんプラス」では、入居者(賃借人)が家賃を支払う前に、クレジットカード事業者であるライフカードが全額立て替え払いを行う。家賃の引き落し時に入居者は「家賃」と「月額保証料」をライフカードに支払い、ライフカードは「家賃」を賃貸人あるいは管理会社へ、「月額保証料」をあんしん保証へ送金する。入居者が家賃を滞納した場合には、入居者の登録口座からライフカードが引き落しを行い、4カ月目以降はあんしん保証が代位弁済を行うため、賃貸人や管理会社側の滞納リスクはゼロに。加えて収納業務もゼロ。適切な与信機能が活用されていることから入居審査も不要と、「事前立替型」は賃貸人や管理会社に対して大幅な業務軽減までもたらしている。
近年の家族関係の希薄化、高齢者や外国人などの増加を背景に、家賃保証のニーズは引き続き高まることが想定される。
事業内容 | 家賃債務の保証事業 |
---|---|
本社 | 東京都中央区京橋 1-11-8 |
代表者 | 雨坂甲 |
設立 | 2002年12月 |
上場前資本金 | 5億6,200万円 |
発行済株式数(上場時) | 175万8,000株(上場時) |
筆頭株主 | アイフル(上場前 38.33%) |
公募株式数 | 110,000株 |
売出株式数 | 100,000株(オーバアロットメント 30,000株) |
初値 | 5,730円(3.9倍、20日) |
公開価格 | 1,460円(11/10) |
ブックビル仮条件 | 1,320~1,460円(10/29) |
ブックビル期間 | 11月2日~11月9日 |
引受証券 | SBI(主幹事)、野村、みずほ、SMBCフレンド、SMBC日興、岡三、エース、東洋、藍澤 |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/3 | 1,485百万円 | 317百万円 | 159.37円 | -円 |
2015/3 | 1,781百万円 | 259百万円 | 91.37円 | -円 |
2016/3(予想) | 2,219百万円 | 307百万円 | 102.32円 | -円 |
[本紙10月22日付2面]