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ラクス(3923)が12月9日、東証マザーズに新規上場する。
「IT技術で中小企業を強くします。」とのビジョンの下、企業の日々の業務効率化を支援する各種システムをクラウドで提供する「クラウド事業」と、エンジニアに特化した正社員を派遣する「IT人材事業」を手掛ける。
「クラウド事業」では、2001年にリリースしたメール共有・管理システム「メールディーラー」のほか、交通費や旅費の申請から精算、仕訳までをワンストップで対応する「楽楽精算」など、8種類のシステムを提供する。社員数名の小規模企業から10万人超の巨大企業まで、導入企業は延べ3万5,000以上に上る。
例えば某小売り上場企業では「メールディーラー」を通販部門に導入。1日に150件ほど送られてくる商品詳細や返品方法に関する消費者からの質問メールを、これまでは専用パソコン1台を使ってスタッフが適時対応していたが、導入後は複数人でメールを共有することが可能に。「新着」「返信処理中」など対応状況が鮮明で引き継ぎの手間が不要となり、業務効率が格段に向上したという。
一方の「IT人材事業」については、創業時の主力事業がITエンジニアスクールの運営だったこともあり、その際の人材育成ノウハウを最大限に活用している。
[本紙11月10日付2面]
ラクス(3923)が12月9日、東証マザーズに新規上場する。
「IT技術で中小企業を強くします。」とのビジョンの下、企業の日々の業務効率化を支援する各種システムをクラウドで提供する「クラウド事業」と、エンジニアに特化した正社員を派遣する「IT人材事業」を手掛ける。
「クラウド事業」では、2001年にリリースしたメール共有・管理システム「メールディーラー」のほか、交通費や旅費の申請から精算、仕訳までをワンストップで対応する「楽楽精算」など、8種類のシステムを提供する。社員数名の小規模企業から10万人超の巨大企業まで、導入企業は延べ3万5,000以上に上る。
例えば某小売り上場企業では「メールディーラー」を通販部門に導入。1日に150件ほど送られてくる商品詳細や返品方法に関する消費者からの質問メールを、これまでは専用パソコン1台を使ってスタッフが適時対応していたが、導入後は複数人でメールを共有することが可能に。「新着」「返信処理中」など対応状況が鮮明で引き継ぎの手間が不要となり、業務効率が格段に向上したという。
一方の「IT人材事業」については、創業時の主力事業がITエンジニアスクールの運営だったこともあり、その際の人材育成ノウハウを最大限に活用している。
事業内容 | 問い合わせメール共有・一元管理システムなどのクラウド方式による開発・販売、ITエンジニアの派遣 |
---|---|
本社 | 大阪府大阪市北区梅田 3-4-5 |
代表者 | 中村崇則 |
設立 | 2000年11月 |
上場前資本金 | 1億4,985万円 |
発行済株式数(上場時) | 1,126万6,000株(上場時) |
筆頭株主 | 中村崇則(上場前 38.10%) |
公募株式数 | 400,000株 |
売出株式数 | 0株(オーバアロットメント 60,000株) |
初値 | 3,550円(3.3倍、10日) |
公開価格 | 1,080円(11/30) |
ブックビル仮条件 | 920~1,080円(11/18) |
ブックビル期間 | 11月20日~11月27日 |
引受証券 | みずほ(主幹事)、野村、SBI |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/3 | 2,805百万円 | 424百万円 | 18.41円 | 2.45円 |
2015/3 | 3,413百万円 | 447百万円 | 34.85円 | 3.50円 |
2016/3(予想) | 4,014百万円 | 561百万円 | 32.12円 | 3.55円 |
[本紙11月10日付2面]