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フリュー(6238)が12月18日、東証に新規上場する(所属部未定、12月9日に発表)。
1997年4月にオムロン(6645)のエンターテインメント部門として立ち上がり、プリントシール機の企画・開発・製造・販売を開始。2007年にMBO(経営陣の参加する企業買収)により独立し、現在に至る。
誕生から約20年が経過したプリントシール機だが、現在も携帯電話と並ぶ「友達とのコミュニケーションツール」として、ティーン層のライフスタイルに欠かせないものだという。中で同社は美肌化や輪郭補正など高い画像処理技術を豊富に盛り込んだ10種類以上の機種を常時投入するなどして、国内プリントシール機で約7割とトップシェアを誇る。
現在も同社の売上高の約4割をプリントシール事業が占める。アミューズメント施設向けに機械の販売・レンタルと、シール紙など消耗品の販売を主力とするが、プリントシール機ユーザー向けにインターネットサービスの開発・提供なども手掛ける。
例えば「PiCTLINK(ピクトリンク)」。ユーザーは10歳-20歳代前半の女性が多く、彼女たちは「画像をモバイル端末に保存して好きなときに見たい」「SNS(交流サイト)に使いたい」といった画像の再利用ニーズが高い。そこで同社はプリントシール機で撮影した全画像をモバイル端末で取得可能な有料サービス(月額300円・税抜)を開始。現在は約1,000万人が利用している。
[本紙11月27日付2面]
フリュー(6238)が12月18日、東証に新規上場する(所属部未定、12月9日に発表)。
1997年4月にオムロン(6645)のエンターテインメント部門として立ち上がり、プリントシール機の企画・開発・製造・販売を開始。2007年にMBO(経営陣の参加する企業買収)により独立し、現在に至る。
誕生から約20年が経過したプリントシール機だが、現在も携帯電話と並ぶ「友達とのコミュニケーションツール」として、ティーン層のライフスタイルに欠かせないものだという。中で同社は美肌化や輪郭補正など高い画像処理技術を豊富に盛り込んだ10種類以上の機種を常時投入するなどして、国内プリントシール機で約7割とトップシェアを誇る。
現在も同社の売上高の約4割をプリントシール事業が占める。アミューズメント施設向けに機械の販売・レンタルと、シール紙など消耗品の販売を主力とするが、プリントシール機ユーザー向けにインターネットサービスの開発・提供なども手掛ける。
例えば「PiCTLINK(ピクトリンク)」。ユーザーは10歳-20歳代前半の女性が多く、彼女たちは「画像をモバイル端末に保存して好きなときに見たい」「SNS(交流サイト)に使いたい」といった画像の再利用ニーズが高い。そこで同社はプリントシール機で撮影した全画像をモバイル端末で取得可能な有料サービス(月額300円・税抜)を開始。現在は約1,000万人が利用している。
事業内容 | プリントシール機およびその関連製品の企画・開発・販売、インターネット上のコンテンツ・メディアの企画・運営・開発、クレーンゲーム景品の企画・販売、家庭用・スマートフォン向けゲームの企画・開発・運営 |
---|---|
本社 | 東京都渋谷区鶯谷町 2-3 |
代表者 | 田坂吉朗 |
設立 | 2006年10月 |
上場前資本金 | 5億5,000万円 |
発行済株式数(上場時) | 943万2,000株(上場時) |
筆頭株主 | 田坂吉朗(上場前21.84%) |
公募株式数 | 732,000株 |
売出株式数 | 732,000株(オーバアロットメント 219,600株) |
初値 | 3,220円(0.6%高) |
公開価格 | 3,200円(12/9) |
ブックビル仮条件 | 3,000~3,200円(11/30) |
ブックビル期間 | 12月2日~12月8日 |
引受証券 | 野村(主幹事)、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、エース、SBI |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/3 | 24,915百万円 | 3,536百万円 | 236.57円 | 25.27円 |
2015/3 | 23,911百万円 | 3,278百万円 | 219.48円 | 26.51円 |
2016/3(予想) | 24,082百万円 | 3,308百万円 | 242.71円 | -円 |
[本紙11月27日付2面]