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マイネット(3928)が12月21日、マザーズに新規上場する。
スマートフォン(スマホ)向けゲームの開発・運営を手掛ける同社。近年、注力するのは、他社がリリース済みのゲームを再生する「リビルド事業」。10月末現在で84のゲーム事業者と情報交換を行うほか、ランキング100位以内のタイトルを保有する事業者の3分の1にあたる20社との取引実績を持つ。
リビルド事業は大きく2パターン。リリース済みのタイトルを買い取る「買収型」と、運営を引き受ける「協業型」で、いずれも過去のユーザーの導線分析を行って新機能を追加するなど、使用頻度の高い機能を集中的に改善する。その際には既存イラストを使用するなどして短期間かつ低コストでの改善を目指す。
ちなみに同社が買収型リビルドを手掛けるタイトルは現在6本あり、開発者はイグニス(3689・東マ)、gumi(3903)、グリー(3632)、セガゲームス(セガサミーHD、6460)となっている。
加えて、同社は今年9月、リビルドされたゲームに新しいユーザーを流入させる相互送客ネットワーク「CroPro(クロプロ)」を立ち上げた。10月末時点で61のゲーム事業者が参加し、年間15万の新規ユーザーを創出。広告宣伝費をかけない集客サービスとして業界内での認知が高まっているという。
スマホゲーム市場は2,014年の5468億円から、16年には8,238億円まで拡大すると見込まれている。これに伴ってセカンダリ市場が急速に立ち上がっており、セカンダリー市場も14年の47億円から、17年には22倍の1,056億円にまで拡大すると読まれている。
[本紙12月2日付2面]
マイネット(3928)が12月21日、マザーズに新規上場する。
スマートフォン(スマホ)向けゲームの開発・運営を手掛ける同社。近年、注力するのは、他社がリリース済みのゲームを再生する「リビルド事業」。10月末現在で84のゲーム事業者と情報交換を行うほか、ランキング100位以内のタイトルを保有する事業者の3分の1にあたる20社との取引実績を持つ。
リビルド事業は大きく2パターン。リリース済みのタイトルを買い取る「買収型」と、運営を引き受ける「協業型」で、いずれも過去のユーザーの導線分析を行って新機能を追加するなど、使用頻度の高い機能を集中的に改善する。その際には既存イラストを使用するなどして短期間かつ低コストでの改善を目指す。
ちなみに同社が買収型リビルドを手掛けるタイトルは現在6本あり、開発者はイグニス(3689・東マ)、gumi(3903)、グリー(3632)、セガゲームス(セガサミーHD、6460)となっている。
加えて、同社は今年9月、リビルドされたゲームに新しいユーザーを流入させる相互送客ネットワーク「CroPro(クロプロ)」を立ち上げた。10月末時点で61のゲーム事業者が参加し、年間15万の新規ユーザーを創出。広告宣伝費をかけない集客サービスとして業界内での認知が高まっているという。
スマホゲーム市場は2,014年の5468億円から、16年には8,238億円まで拡大すると見込まれている。これに伴ってセカンダリ市場が急速に立ち上がっており、セカンダリー市場も14年の47億円から、17年には22倍の1,056億円にまで拡大すると読まれている。
事業内容 | スマートフォン向けオンラインゲームの運営 |
---|---|
本社 | 東京都港区北青山2-11-3 |
代表者 | 上原仁 |
設立 | 2006年6月 |
上場前資本金 | 6億2,563万円 |
発行済株式数(上場時) | 320万3,900株(上場時) |
筆頭株主 | 上原仁(上場前 32.99%) |
公募株式数 | 600,000株 |
売出株式数 | 254,000株(オーバアロットメント 128,100株) |
初値 | 2,005円(19.3%高) |
公開価格 | 1,680円(12/11) |
ブックビル仮条件 | 1,500〜1,680円(12/2) |
ブックビル期間 | 12月4日~12月10日 |
引受証券 | 大和(主幹事)、SMBC日興、みずほ、SBI、いちよし、岩井コスモ、エース |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2013/12 | 800百万円 | △319百万円 | -円 | -円 |
2014/12 | 993百万円 | 0.5百万円 | 6.07円 | -円 |
2015/12(予想) | 2,889百万円 | 130百万円 | 34.25円 | -円 |
[本紙12月2日付2面]