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チエル(3933)が3月22日、JASDAQに新規上場する。
教育専門出版社・旺文社の子会社として創業した、学校教育に特化するICT(情報通信技術)専業メーカー。小学校や中学校、高校、大学、専門学校の先生からニーズを吸い上げて、授業をスムーズに行うための教務支援システムやデジタル教材の企画・開発・販売を手掛ける。
商材は多岐にわたり、例えば、高校・大学・専門学校で先生と生徒の端末をつなぎ、授業ごとの出欠確認と保存、デジタル教材配布に加えて、画面上でコミュニケーションを取りながら共同作業を行ったり、課題を一斉回収するといった機能を持つ「CaLabo(キャラボ)」シリーズを展開する。あるいは、小中学校向けには、授業中に先生から生徒に投げかけた質問への回答や小テストの結果を集計して生徒ごとの学習理解度を確認するなど、効率的な指導方法へとつなげる仕組みを提供している。
当然ながら旺文社が母体とのこともあって、デジタル教材の量と質には定評がある。中でも語学関連は豊富で、その多くは自社運用のクラウド型配信プラットフォーム「CHIeru.net」を通じて販売されている。
近年は先生が一方的にしゃべり続ける受動的講義から、学生が能動的に学ぶ「アクティブラーニング」への転換が奨励されており、とりわけ、パソコンを使って語学を学ぶCALL(コンピューター・アシステッド・ランゲージ・ラーニング)教室の導入が各所で進んでいる。同社のCALL教室向けシステムは全国で1,300学校以上、海外では20カ国以上との導入実績を持つ。
[本紙3月1日付2面]
チエル(3933)が3月22日、JASDAQに新規上場する。
教育専門出版社・旺文社の子会社として創業した、学校教育に特化するICT(情報通信技術)専業メーカー。小学校や中学校、高校、大学、専門学校の先生からニーズを吸い上げて、授業をスムーズに行うための教務支援システムやデジタル教材の企画・開発・販売を手掛ける。
商材は多岐にわたり、例えば、高校・大学・専門学校で先生と生徒の端末をつなぎ、授業ごとの出欠確認と保存、デジタル教材配布に加えて、画面上でコミュニケーションを取りながら共同作業を行ったり、課題を一斉回収するといった機能を持つ「CaLabo(キャラボ)」シリーズを展開する。あるいは、小中学校向けには、授業中に先生から生徒に投げかけた質問への回答や小テストの結果を集計して生徒ごとの学習理解度を確認するなど、効率的な指導方法へとつなげる仕組みを提供している。
当然ながら旺文社が母体とのこともあって、デジタル教材の量と質には定評がある。中でも語学関連は豊富で、その多くは自社運用のクラウド型配信プラットフォーム「CHIeru.net」を通じて販売されている。
近年は先生が一方的にしゃべり続ける受動的講義から、学生が能動的に学ぶ「アクティブラーニング」への転換が奨励されており、とりわけ、パソコンを使って語学を学ぶCALL(コンピューター・アシステッド・ランゲージ・ラーニング)教室の導入が各所で進んでいる。同社のCALL教室向けシステムは全国で1,300学校以上、海外では20カ国以上との導入実績を持つ。
事業内容 | 教育用ソフトウェア、ネットワークおよびシステムの企画・開発・販売 |
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本社 | 東京都品川区東品川2−2−24 |
代表者 | 川居睦 |
設立 | 1997年10月 |
上場前資本金 | 3億円 |
発行済株式数(上場時) | 180万株(上場時) |
筆頭株主 | 川居睦(上場前 38.03%) |
公募株式数 | 140,000株 |
売出株式数 | 317,000株(オーバアロットメント 68,500株) |
初値 | 2,151円(2.7倍、23日) |
公開価格 | 810円(3/10) |
ブックビル仮条件 | 730〜810円(3/1) |
ブックビル期間 | 3月3日〜3月9日 |
引受証券 | みずほ(主幹事)、SMBC日興、SBI、いちよし、極東、マネックス |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/3 | 1,502百万円 | 154百万円 | 63.52円 | ー円 |
2015/3 | 1,555百万円 | 161百万円 | 57.49円 | ー円 |
2016/3(予想) | 1,690百万円 | 180百万円 | 72.64円 | ー円 |
[本紙3月1日付2面]