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ベネフィットジャパン(3934)が3月24日、マザーズに新規上場する。
特定店舗を持たず、ショッピングセンターやホームセンターなど商業施設の店頭を一時使用して販売促進を行う「コミュニケーションセールス」を展開する同社。全国に1万以上ある協力店舗で①自社MVNOサービス、②ソフトバンク(9984)など他社通信サービスの加入取次、③天然水宅配サービスとの3商材を扱う。
現在の主力は売上高の4割を占める②他社加入取次だが、注力するのは3割程度を占める①自社MVNOサービス。MVNOとは、通信インフラを自社で持たずに大手通信会社から借り受けて、一般消費者向けに携帯電話などの通信サービスを提供する事業のことで、同社は「オンリーサービス」とのブランド名で展開する。
「オンリーサービス」には①Wi―Fiルーターとタブレット端末もしくはノートパソコンをセットで販売すると同時に、通信サービスの利用契約を締結する「オンリーモバイル」、②格安SIMを利用して電話とインターネットを月額1,600円から利用可能とした「オンリースマホ」に加えて、③故障や紛失時に端末の交換に対応したり、動画やアプリを定額料金で自由に楽しめるといったオプション機能「オンリーサービス」の3種類がある。
これら「オンリーサービス」は急速に拡大しており、例えば2013年7月に立ち上げた「オンリーモバイル」の利用者数は昨年9月末時点で1万7,967人と、半年間で6,340人超増加している。09年9月より開始した「オンリーオプション」の利用者数は昨年9月末時点で5万3,313人と、こちらも年々増加傾向にある。
[本紙3月3日付2面]
ベネフィットジャパン(3934)が3月24日、マザーズに新規上場する。
特定店舗を持たず、ショッピングセンターやホームセンターなど商業施設の店頭を一時使用して販売促進を行う「コミュニケーションセールス」を展開する同社。全国に1万以上ある協力店舗で①自社MVNOサービス、②ソフトバンク(9984)など他社通信サービスの加入取次、③天然水宅配サービスとの3商材を扱う。
現在の主力は売上高の4割を占める②他社加入取次だが、注力するのは3割程度を占める①自社MVNOサービス。MVNOとは、通信インフラを自社で持たずに大手通信会社から借り受けて、一般消費者向けに携帯電話などの通信サービスを提供する事業のことで、同社は「オンリーサービス」とのブランド名で展開する。
「オンリーサービス」には①Wi―Fiルーターとタブレット端末もしくはノートパソコンをセットで販売すると同時に、通信サービスの利用契約を締結する「オンリーモバイル」、②格安SIMを利用して電話とインターネットを月額1,600円から利用可能とした「オンリースマホ」に加えて、③故障や紛失時に端末の交換に対応したり、動画やアプリを定額料金で自由に楽しめるといったオプション機能「オンリーサービス」の3種類がある。
これら「オンリーサービス」は急速に拡大しており、例えば2013年7月に立ち上げた「オンリーモバイル」の利用者数は昨年9月末時点で1万7,967人と、半年間で6,340人超増加している。09年9月より開始した「オンリーオプション」の利用者数は昨年9月末時点で5万3,313人と、こちらも年々増加傾向にある。
事業内容 | MVNO(仮想移動体通信事業者)、インターネットオプションサービスならびにコンテンツの提供 |
---|---|
本社 | 大阪府大阪市中央区道修町1−5−18 |
代表者 | 佐久間寛 |
設立 | 1996年6月 |
上場前資本金 | 3億7,661万円 |
発行済株式数(上場時) | 194万4,000株(上場時) |
筆頭株主 | 佐久間寛(上場前 50.33%) |
公募株式数 | 250,000株 |
売出株式数 | 200,000株(オーバアロットメント 67,500株) |
初値 | 3,310円(67.2%高) |
公開価格 | 1,980円(3/15) |
ブックビル仮条件 | 1,680〜1,980円(3/4) |
ブックビル期間 | 3月8日〜3月14日 |
引受証券 | 大和(主幹事)、SMBC日興、エイチ・エス、いちよし、SBI、マネックス |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/3 | 4,569百万円 | 13百万円 | △36.35円 | ー円 |
2015/3 | 4,249百万円 | 277百万円 | 115.81円 | ー円 |
2016/3(予想) | 4,220百万円 | 465百万円 | 197.58円 | ー円 |
[本紙3月3日付2面]