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G-FACTORY(3474)が9月30日、マザーズに新規上場する。
うなぎ料理専門店を経営していた片平雅之社長が2003年に創業した同社。手掛ける事業は「飲食」と「経営サポート」の2事業。税込500円の「ワンコインうな丼」を主力商品とするうなぎ料理のファストフード店「名代 宇奈とと」を14店舗経営するほか、飲食店や美容室など店舗型ビジネスを展開する企業向けに出退店にかかわるコンサルティングを手掛ける。前12月期の売上高に占める割合は前者が4割、後者が6割だった。
経営サポート事業は07年から開始した。①地域の不動産会社とのネットワークを駆使して退店情報をいち早く入手、原状回復をせず居抜き物件として入店希望者に引き継ぐ「物件情報サポート」、②内装設備を購入して希望者に貸し出す「内装設備サポート」、①②を掛け合わせた「まるごとサポート」と、主に3種類のサービスを提供している。こうして出退店にかかわる障害を軽減。サービス利用企業は生産性の低い店舗から早期撤退し、これを成長性のある店舗に振り替えることで、効率的な経営が可能になる。
昨年3月にはシンガポールに子会社を設立。とりわけ飲食業界においては昨今の和食ブームを受けて、ASEAN(東南アジア諸国連合)を中心とした海外出店を目指す企業が増えているといい、同社はこのサポートを強化する構え。加えて、慢性的な人材不足を解消するため、人材派遣業にも取り組むとしている。
[本紙9月9日付2面]
G-FACTORY(3474)が9月30日、マザーズに新規上場する。
うなぎ料理専門店を経営していた片平雅之社長が2003年に創業した同社。手掛ける事業は「飲食」と「経営サポート」の2事業。税込500円の「ワンコインうな丼」を主力商品とするうなぎ料理のファストフード店「名代 宇奈とと」を14店舗経営するほか、飲食店や美容室など店舗型ビジネスを展開する企業向けに出退店にかかわるコンサルティングを手掛ける。前12月期の売上高に占める割合は前者が4割、後者が6割だった。
経営サポート事業は07年から開始した。①地域の不動産会社とのネットワークを駆使して退店情報をいち早く入手、原状回復をせず居抜き物件として入店希望者に引き継ぐ「物件情報サポート」、②内装設備を購入して希望者に貸し出す「内装設備サポート」、①②を掛け合わせた「まるごとサポート」と、主に3種類のサービスを提供している。こうして出退店にかかわる障害を軽減。サービス利用企業は生産性の低い店舗から早期撤退し、これを成長性のある店舗に振り替えることで、効率的な経営が可能になる。
昨年3月にはシンガポールに子会社を設立。とりわけ飲食業界においては昨今の和食ブームを受けて、ASEAN(東南アジア諸国連合)を中心とした海外出店を目指す企業が増えているといい、同社はこのサポートを強化する構え。加えて、慢性的な人材不足を解消するため、人材派遣業にも取り組むとしている。
事業内容 | 飲食店などの店舗型サービスを展開する企業への経営サポートと飲食店「名代 宇奈とと」の運営 |
---|---|
本社 | 東京都新宿区西新宿1-25-1 |
代表者 | 片平雅之 |
設立 | 2003年5月20日 |
上場前資本金 | 1億円 |
発行済株式数(上場時) | 1,270,000株(上場時) |
筆頭株主 | 片平雅之(上場前76.14%) |
公募株式数 | 150,000株 |
売出株式数 | 69,000株(オーバーアロットメント32,800株) |
初値 | 5,000円(54.3%高) |
公開価格 | 3,240円(9/21) |
ブックビル仮条件 | 3,080~3,240円(9/12) |
ブックビル期間 | 9月13日〜20日 |
引受証券 | SMBC日興(主幹事)、いちよし、岩井コスモ、エース、SBI |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/12 | 1,360百万円 | 176百万円 | 258.71円 | ー円 |
2015/12 | 2,099百万円 | 274百万円 | 159.84円 | ー円 |
2016/12(予想) | 2,667百万円 | 407百万円 | 227.74円 | ー円 |
※2014年12月期のみ単体(15年12月期より連結決算開始のため) |
[本紙9月9日付2面]