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IPO2017年2月21日

☆新規上場紹介 ジャパンエレベーターサービスホールディングス 独立系エレベーター保守・点検専業会社

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ジャパンエレベーターサービスホールディングス(JESHD、6544)が3月17日、マザーズにIPO(新規上場)する。

エレベーターのメンテナンス専業会社。特徴は国内大手5社製品すべてに対応すること。国内には82万基のエレベーターが稼働しているが、約85%は設置したメーカーの系列店がメンテナンスを手掛ける。同社を含めた独立系が残り約15%を請け負い、同社は約3万5,000基と独立系でトップを誇る。ちなみに独立系の強みはメーカー系列では拾えないメーカーごとのクセを見抜く技術力と、メーカーに主導されない価格力にある。

加えて同社では全国50以上の営業拠点を設けて約600人のエンジニアを待機させるほか、1基につき1,000種類あるといわれるパーツを保管する24時間稼働の専門施設も4カ所備える。もちろんエレベーターの状況を遠隔監視・診断するサービスも提供。こうして休日夜間を問わず、故障や停止などの緊急トラブルに素早く対応できる体制を確立している。

売上高の8割をメンテナンスが占めるが、設置後20年を経過したエレベーターを中心にリニューアル需要も拡大中。ノウハウを生かしてコンサルティングにも対応する。日本の高い技術力をもって海外にも進出済み。2014年には香港に、16年2月にはインドに子会社を設立している。

概 要
事業内容エレベーターおよびエスカレーターの保守・保全業務およびエレベーターのリニューアル業務
本社東京都中央区日本橋1-3-13
代表者石田克史
設立1994年10月3日
上場前資本金8,600万円
発行済株式数(上場時)9,580,000株(上場時)
筆頭株主石田克史(上場前49.88%)
公募株式数1,640,000株
売出株式数1,260,000株(オーバーアロットメント435,000株)
初値890円(61.8%高)
公開価格550円(3/8)
ブックビル仮条件530円~550円(2/28)
ブックビル期間3月1日〜7日
引受証券野村(主幹事)、みずほ、SMBC日興、いちよし、岩井コスモ、SBI、東海東京
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2015/310,499百万円572百万円40.69円-円
2016/311,891百万円699百万円50.75円4.7円
2017/3(予想)13,343百万円430百万円31.88円-円

[本紙2月22日付2面]

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