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グリーンズ(6547)が3月23日、東証2部と名証2部にIPO(新規上場)する。
1957年に石油関連工場の進出が相次ぐ現在の近鉄四日市駅前で創業した旅館が起源。ライフスタイルの洋風化に合わせてビジネスホテルへと業態変換させながら、現在まで事業を続けている。
転機は90年。ホテル軒数で世界第2位の米国チョイスホテルズインターナショナル社とフランチャイズ契約を締結し、日本における本部機能を取得。「コンフォート」ブランドのホテルの全国展開を進めており、現在は51店舗を運営する。
出店時にはホテルの建築を土地・建物のオーナーが負担。同社は施設・設備の仕様にブランドのノウハウを提供することで低コスト出店の仕組みを整えた。
他方、自社で物件を抱える「グリーンホテルズ」事業も展開。「コンフォート」が宿泊専業なのに対し、こちらはレストランや宴会場、入浴施設などまで備える物件も含める。小規模チェーンをM&A(企業合併・買収)しながら規模拡大を進めて、現在は地盤の三重県を中心に29軒を運営している。
会社側は2020年までに新規出店6店舗と既存店24店舗のリニューアルを計画しており、今回の調達資金はこれら出店・リニューアル費用に充当する計画。
[本紙2月28日付2面]
グリーンズ(6547)が3月23日、東証2部と名証2部にIPO(新規上場)する。
1957年に石油関連工場の進出が相次ぐ現在の近鉄四日市駅前で創業した旅館が起源。ライフスタイルの洋風化に合わせてビジネスホテルへと業態変換させながら、現在まで事業を続けている。
転機は90年。ホテル軒数で世界第2位の米国チョイスホテルズインターナショナル社とフランチャイズ契約を締結し、日本における本部機能を取得。「コンフォート」ブランドのホテルの全国展開を進めており、現在は51店舗を運営する。
出店時にはホテルの建築を土地・建物のオーナーが負担。同社は施設・設備の仕様にブランドのノウハウを提供することで低コスト出店の仕組みを整えた。
他方、自社で物件を抱える「グリーンホテルズ」事業も展開。「コンフォート」が宿泊専業なのに対し、こちらはレストランや宴会場、入浴施設などまで備える物件も含める。小規模チェーンをM&A(企業合併・買収)しながら規模拡大を進めて、現在は地盤の三重県を中心に29軒を運営している。
会社側は2020年までに新規出店6店舗と既存店24店舗のリニューアルを計画しており、今回の調達資金はこれら出店・リニューアル費用に充当する計画。
事業内容 | ホテル・レストラン・バンケットの運営 |
---|---|
本社 | 三重県四日市市浜田町5-3 |
代表者 | 松井 清 |
設立 | 1964年1月8日 |
上場前資本金 | 5,000万円 |
発行済株式数(上場時) | 12,000,000株(上場時) |
筆頭株主 | 新緑(上場前25.5%) |
公募株式数 | 2,000,000株 |
売出株式数 | 2,400,000株(オーバーアロットメント660,000株) |
初値 | 1,521円(8.6%高) |
公開価格 | 1,400円(3/13) |
ブックビル仮条件 | 1,350円~1,400円(3/3) |
ブックビル期間 | 3月6日〜10日 |
引受証券 | 野村(主幹事)、大和、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、みずほ、岡三、SBI |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2015/6 | 22,494百万円 | 2,110百万円 | 138.79円 | 1.0円 |
2016/6 | 25,006百万円 | 2,270百万円 | 128.97円 | 1.0円 |
2017/6(予想) | 25,775百万円 | 2,149百万円 | 140.59円 | 12.5円 |
[本紙2月28日付2面]