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テモナ(3985)が4月6日、マザーズにIPO(新規上場)する。
EC(電子商取引)サイトの運営を支援するシステムの開発・提供会社。現在は主に「たまごリピート」と「ヒキアゲール」という2つのサービスを提供しており、どちらも「リピーターの育成」をコンセプトとすることが特徴だ。
「たまごリピート」はショッピングカートシステムで、例えば、配送の周期を日・週・月単位で設定可能とするなど、一般的なショッピングカートよりも豊富な機能を持つ。無料サンプルや期間限定利用などリピーター育成を目的とした特別な配送にも対応するほか、同一人物からの無料サンプル多重請求を防止したり、購入状況に応じてポイントやクーポンを発行するといった機能も備える。「たまごリピート」は化粧品や健康食品、サプリメントのメーカーなどを中心に1,000社以上が導入している。
一方の「ヒキアゲール」は成約率向上を目的とするウェブ接客ツール。ユーザーの購入履歴など過去データを瞬時に分析した後、これをもとに事前に設定しておいた複数のシナリオから最適なものを選び、画面を表示するというものだ。シナリオにはもちろん「たまごリピート」で培ったノウハウが盛り込まれており、例えば、訪問2回目となるユーザーに対しては価格ではなく、クチコミ欄をトップに表示することで購入の後押しをするといった仕掛けが特徴。
[本紙3月15日付2面]
テモナ(3985)が4月6日、マザーズにIPO(新規上場)する。
EC(電子商取引)サイトの運営を支援するシステムの開発・提供会社。現在は主に「たまごリピート」と「ヒキアゲール」という2つのサービスを提供しており、どちらも「リピーターの育成」をコンセプトとすることが特徴だ。
「たまごリピート」はショッピングカートシステムで、例えば、配送の周期を日・週・月単位で設定可能とするなど、一般的なショッピングカートよりも豊富な機能を持つ。無料サンプルや期間限定利用などリピーター育成を目的とした特別な配送にも対応するほか、同一人物からの無料サンプル多重請求を防止したり、購入状況に応じてポイントやクーポンを発行するといった機能も備える。「たまごリピート」は化粧品や健康食品、サプリメントのメーカーなどを中心に1,000社以上が導入している。
一方の「ヒキアゲール」は成約率向上を目的とするウェブ接客ツール。ユーザーの購入履歴など過去データを瞬時に分析した後、これをもとに事前に設定しておいた複数のシナリオから最適なものを選び、画面を表示するというものだ。シナリオにはもちろん「たまごリピート」で培ったノウハウが盛り込まれており、例えば、訪問2回目となるユーザーに対しては価格ではなく、クチコミ欄をトップに表示することで購入の後押しをするといった仕掛けが特徴。
事業内容 | リピートに特化したEC事業者支援サービス(定期通販システム「たまごリピート」、WEB接客システム「ヒキアゲール」など)の提供 |
---|---|
本社 | 東京都渋谷区渋谷2-12-19 |
代表者 | 佐川隼人 |
設立 | 2008年10月1日 |
上場前資本金 | 2,050万円 |
発行済株式数(上場時) | 1,275,000株(上場時) |
筆頭株主 | gatz(上場前44.48%) |
公募株式数 | 240,000株 |
売出株式数 | 48,800株(オーバーアロットメント43,300株) |
初値 | 8,050円(3.1倍、7日) |
公開価格 | 2,550円(3/29) |
ブックビル仮条件 | 2,400円~2,550円(3/21) |
ブックビル期間 | 3月22日〜28日 |
引受証券 | SMBC日興(主幹事)、極東、エース、岩井コスモ、SBI、みずほ、マネックス |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2015/9 | 450百万円 | 47百万円 | 39.96円 | -円 |
2016/9 | 786百万円 | 126百万円 | 84.14円 | -円 |
2017/9(予想) | 1,039百万円 | 196百万円 | 119.29円 | -円 |
[本紙3月15日付2面]