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旅工房(6548)が4月18日、マザーズにIPO(新規上場)する。
主にウェブサイト上で国内の個人向けに、海外航空券の販売や宿泊手配、パッケージ旅行の企画・販売を手掛ける。特徴は「トラベル・コンシェルジュ」を置くこと。同社を含むオンライン旅行会社では通常、利用者自らが商品を検索して予約する仕組みで、利便性の高さと低コストを実現している。これに対して同社は、希望者にはメールや電話での相談に応じる専任者を配置。こうしてオンライン予約と、トラベル・コンシェルジュの接客による高付加価値サービスの提供を両立する、いわば「ハイブリッド」戦略を取る。
旅行業界ではこれまで、大量・安価仕入れによる価格競争力で差別化を図るケースが多かったが、技術革新が進んだ近年は参入障壁が著しく低下。そこで同社が注目したのが「企画力」。ちなみにオンライン予約が普及する一方で、利用者側には「もっと詳細な情報が知りたい」「初めての旅行先はプロに相談して決めたい」「基本旅程にはない条件で予約したい」といった潜在ニーズも多数あるとのこと。同社ではトラベル・コンシェルジュがこれらに細かく対応することで、ひとりひとりに最適な商品を実現している。
2016年12月にはベトナム・ホーチミンに子会社を設立するなど、近年はインバウンド(訪日観光客)向け対応を強化中。ベトナムのほかカンボジア、ラオスから訪日する企業や団体に対応するが、今後は国内宿泊施設との連携を強化して、個人向けにも対応する計画だ。
[本紙3月28日付2面]
旅工房(6548)が4月18日、マザーズにIPO(新規上場)する。
主にウェブサイト上で国内の個人向けに、海外航空券の販売や宿泊手配、パッケージ旅行の企画・販売を手掛ける。特徴は「トラベル・コンシェルジュ」を置くこと。同社を含むオンライン旅行会社では通常、利用者自らが商品を検索して予約する仕組みで、利便性の高さと低コストを実現している。これに対して同社は、希望者にはメールや電話での相談に応じる専任者を配置。こうしてオンライン予約と、トラベル・コンシェルジュの接客による高付加価値サービスの提供を両立する、いわば「ハイブリッド」戦略を取る。
旅行業界ではこれまで、大量・安価仕入れによる価格競争力で差別化を図るケースが多かったが、技術革新が進んだ近年は参入障壁が著しく低下。そこで同社が注目したのが「企画力」。ちなみにオンライン予約が普及する一方で、利用者側には「もっと詳細な情報が知りたい」「初めての旅行先はプロに相談して決めたい」「基本旅程にはない条件で予約したい」といった潜在ニーズも多数あるとのこと。同社ではトラベル・コンシェルジュがこれらに細かく対応することで、ひとりひとりに最適な商品を実現している。
2016年12月にはベトナム・ホーチミンに子会社を設立するなど、近年はインバウンド(訪日観光客)向け対応を強化中。ベトナムのほかカンボジア、ラオスから訪日する企業や団体に対応するが、今後は国内宿泊施設との連携を強化して、個人向けにも対応する計画だ。
事業内容 | オンラインでの国内および海外向けのパッケージ旅行の企画・販売や、航空券の販売、宿泊手配、オプショナルツアーの手配など |
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本社 | 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・46階 |
代表者 | 高山泰仁 |
設立 | 1994年4月18日 |
上場前資本金 | 9,000万円 |
発行済株式数(上場時) | 2,250,000株(上場時) |
筆頭株主 | 高山泰仁(上場前74.07%) |
公募株式数 | 450,000株 |
売出株式数 | 110,000株(オーバーアロットメント84,000株) |
初値 | 3,750円(2.7倍、19日) |
公開価格 | 1,370円(4/10) |
ブックビル仮条件 | 1,220円~1,370円(3/30) |
ブックビル期間 | 4月3日〜7日 |
引受証券 | 大和(主幹事)、SMBC日興、SBI、エイチ・エス、エース、いちよし |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
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2015/3 | 20,837百万円 | 122百万円 | 51.44円 | -円 |
2016/3 | 21,697百万円 | 226百万円 | 75.18円 | -円 |
2017/3(予想) | 22,013百万円 | 240百万円 | 86.99円 | -円 |
[本紙3月28日付2面]