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プレミアグループ(7199)が12月21日、東証2部に新規上場する。

自動車を分割購入できるようにするクレジット事業、自動車保証を提供するワランティ事業を手掛ける。さらに、自動車修理や整備、板金、新車仲介販売、整備士資格を保有する社員が電話で困り事に応えるコンシェルジュなど複数のサービスを提供。継続的な取引関係を構築する「MULTI ACTIVE」戦略を展開している。

今後は海外展開とIoT(モノのインターネット)にも注力する。2016年にタイに子会社を、今年11月には住友商事(8053)と現地財閥とインドネシアに合弁会社を設立した。そして今年7月には自動車関連IoT装置の開発・販売を行うCIFUTを設立。盗難リスクを軽減できる「位置情報管理機能付きエンジン始動制御装置」の販売およびレンタルを開始しており、こちらについても国内外で広めていく計画だ。

かつては現IDOM(7599)の完全子会社でグループ内企業向け融資を手掛けていた。その後はSBI(8473)を経て、15年にあおぞら銀行(8304)、東京スター銀行、兼松(8020)などが参画するベンチャーキャピタル傘下入りした。

概　要

事業内容	オートクレジットを中心としたファイナンス事業、ワランティ事業、各種サービスの企画および提供などを行う子会社および関連会社事業の管理運営
本社	東京都港区六本木1―9―9
代表者	柴田洋一
設立	2015年5月25日
上場前資本金	5,000万円
発行済株式数(上場時)	6,067,000株(上場時)
筆頭株主	AZ-Star1号投資事業有限責任組合(上場前80.35%)
公募株式数	6万株
売出株式数	4,780,000株(オーバーアロットメント726,000株)
初値	2,220円(4.3％安)
公開価格	2,320円(12月12日)
ブックビル仮条件	2,260円～2,320円(12月4日)
ブックビル期間	12月5日～12月11日
引受証券	野村(主幹事)、大和、SMBC日興、SBI、いちよし、岡三、極東、東海東京、マネックス、みずほ

 

業績推移

	営業収益	税引前利益	1株利益	配当
2016/3	5,297百万円	579百万円	55.11円	―円
2017/3	7,899百万円	1,297百万円	141.12円	―円
2018/3(予想)	9,122百万円	1,937百万円	213.03円	―円

[本紙11月27日付2面]