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香陵住販(3495)が9月13日、JASDAQに新規上場(IPO)する。
同社は茨城県を地盤とする不動産会社。1980年代に始めた不動産賃貸・販売の仲介業務、賃貸不動産の管理業務で培ったノウハウを生かし、現在は投資用賃貸物件の企画販売も手掛ける。2005年からは東京・上野に拠点を置く。
売り上げ構成は不動産流通事業63.7%、不動産管理事業36.3%(2017年9月期実績)。不動産流通事業は、中古不動産の仕入れ販売、住宅分譲、自社で購入した土地に賃貸マンションを企画して不動産投資家に販売する投資用不動産販売業務などで構成される。
不動産管理事業には、賃貸用不動産の管理業務のほか、コインパーキング事業「ONE'S PARK」やコインランドリー事業「KORYOランドリー」に伴う賃貸事業収益、太陽光売電事業収益などが含まれる。
不動産管理戸数は1万4,028戸。エリア別では、水戸エリアが9,461戸で全体の67%を占める。以下、ひたちなかエリア2,072戸、日立・東海エリア1,112戸、つくばエリア748戸、東京エリア635戸と続く。このほか、駐車場管理も手掛け、管理台数は6,661台(2018年6月末現在)。
なお、同社は9月期決算。グループの売上高は2~4月の入学、入社シーズンに集中し、7~8月の夏場は閑散期となり相対的に低調となる傾向がある。このため、通期予算に対し、第3四半期までの進ちょく率が高くなりやすい。上場に伴う公募増資で調達する資金は、全額を販売用不動産の取得費用に充てる予定。
[本紙8月22日付2面]
香陵住販(3495)が9月13日、JASDAQに新規上場(IPO)する。
同社は茨城県を地盤とする不動産会社。1980年代に始めた不動産賃貸・販売の仲介業務、賃貸不動産の管理業務で培ったノウハウを生かし、現在は投資用賃貸物件の企画販売も手掛ける。2005年からは東京・上野に拠点を置く。
売り上げ構成は不動産流通事業63.7%、不動産管理事業36.3%(2017年9月期実績)。不動産流通事業は、中古不動産の仕入れ販売、住宅分譲、自社で購入した土地に賃貸マンションを企画して不動産投資家に販売する投資用不動産販売業務などで構成される。
不動産管理事業には、賃貸用不動産の管理業務のほか、コインパーキング事業「ONE'S PARK」やコインランドリー事業「KORYOランドリー」に伴う賃貸事業収益、太陽光売電事業収益などが含まれる。
不動産管理戸数は1万4,028戸。エリア別では、水戸エリアが9,461戸で全体の67%を占める。以下、ひたちなかエリア2,072戸、日立・東海エリア1,112戸、つくばエリア748戸、東京エリア635戸と続く。このほか、駐車場管理も手掛け、管理台数は6,661台(2018年6月末現在)。
なお、同社は9月期決算。グループの売上高は2~4月の入学、入社シーズンに集中し、7~8月の夏場は閑散期となり相対的に低調となる傾向がある。このため、通期予算に対し、第3四半期までの進ちょく率が高くなりやすい。上場に伴う公募増資で調達する資金は、全額を販売用不動産の取得費用に充てる予定。
事業内容 | 不動産の売買、賃貸、仲介、管理など |
---|---|
本社 | 茨城県水戸市南町2―4―33 |
代表者 | 薄井宗明 |
設立 | 1981年10月 |
上場前資本金 | 9,880万円 |
発行済株式数(上場時) | 1,248,000株 |
筆頭株主 | 薄井宗明(上場前47.64%) |
公募株式数 | 260,000株 |
売出株式数 | 109,000株(オーバーアロットメント55,300株) |
初値 | 1,970円(15.8%高) |
公開価格 | 1,700円(9月4日) |
ブックビル仮条件 | 1,600円~1,700円(8月24日) |
ブックビル期間 | 8月28~9月3日 |
引受証券 | みずほ(主幹事)、水戸、マネックス、野村、大和、SMBC日興、岡三、いちよし |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2016/9 | 4,304百万円 | 405百万円 | 234.20円 | 4円 |
2017/9 | 4,952百万円 | 438百万円 | 281.24円 | 4円 |
2018/9(予想) | 5,059百万円 | 450百万円 | 289.08円 | 未定 |
[本紙8月22日付2面]